農業農村工学会学会賞（優秀技術賞）を受賞しました。

2015年09月04日

平成27年9月1日、岡山大学で開催された平成27年度農業農村工学会大会講演会において、当社の原常務取締役が、農業農村工学会から学会賞（優秀技術賞）を頂きました。

当社は、新潟県が平成22年度から取り組んでいる「鋼矢板水路における腐食鋼矢板の保全と利活用技術の開発」に係る共同研究に、民間の建設コンサルタントとして参画してきました。

共同研究では、新潟大学、北陸農政局、新潟県、民間の補修工法開発会社等と連携しながら、当社が培ってきた農業用施設の計画、設計についての高い技術と長い経験を十分に活かし、既存の腐食鋼矢板を有効利用する「継ぎ矢板工法」を開発しました。

この業績が農業農村工学会から、”①産官学が連携して農業農村整備に携わる各機関の強みを十分に生かしている。②開発された手法が技術及び経済性の観点から新たな技術として有効性が高い”と評価され、優秀技術賞の受賞に至ったものです。

学会賞を受賞した研究内容の概要をまとめたポスターと、大会講演会における学会賞授与式の様子は、こちらをご覧ください。

この度、農業農村工学会から優秀技術賞という名誉ある賞を頂くことができ、この機会を与えてくださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後も建設コンサルタントの技術者としてさらに精進を重ね、農業農村工学分野に貢献していく所存です。

また、当社はこれからも、地域に密着した建設コンサルタントとして、関連する業務の技術力の向上に努めるとともに、誠実・信用・創造性をモットーに、顧客の期待に応えられる企業の発展をめざします。